棟方志功「般若心経板画柵 無限界の柵」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

版画家

作品名:般若心経板画柵 無限界の柵

作家名:棟方志功

価格:684,000円

技法 /
木版画
サイズ /
(縦) 24 cm (横) 30.8cm
制作年 /
1941年
作品状態 /
良好
備考 /
棟方志功鑑定委員会シール
印あり
作品について

般若心経は、般若経の真髄をわずか262文字で簡潔に記した経典。
棟方は、この262文字に建物、人物、草木などを配して制作を始めましたが、23柵まで制作したところで中断し未完に終わっています。
この「無限界の柵」は、眼界も無く、乃至(ないし=あるいは)意識界(眼と色、耳と声、鼻と香の関係)も無い、という意味が書かれています。

略歴

1903年 青森県に生まれる。
1921年 ゴッホの「ひまわり」を見て画家になろうと決心する。
1928年 平塚運一に出会い、版画誌「版」の同人となる。第8回日本創作版画協会展、第6回春陽会展に入選。油絵「雑園」で帝展初入選。
1935年 国画会会友に推挙される。
1960年 日展評議委員となる。左眼を失明。日版会を設立。
1963年 紺綬褒章を受章。倉敷の大原美術館に棟方館完成。
1970年 文化勲章受章、文化功労者に顕彰される。毎日芸術大賞受賞。
1975年 死去。享年72歳。

pagetop

買取査定へ