棟方志功「ミシシッピー河の自板像の柵」東京・銀座おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

版画家

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作品名：ミシシッピー河の自板像の柵

作家名：棟方志功

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技法 /: 木版画

サイズ /: (縦) 29.3 cm (横) 25.5cm

制作年 /: 1965年

作品状態 /: 良好

備考 /: 委員会シール、サイン、印あり

作品について

棟方志功は自画像を数多く残しているが晩年に多く優れた作品が見られる。この作品は第２回目の渡米時に制作された。この時期の棟方志功は海外で自己を見つめ直す機会を得て、自らすべてを作品に投影するかのごとく、優れた自板像の名品を生み出した。また、独特な棟方志功の自板像は海外で大変人気があり、注文も多かった。この「ミシシッピー河の自板像」の大きな特徴は、棟方志功には珍しく裏彩色をとっておらず色板を使った多色摺の作品で、志功自身も気に入っていたという。　講談社「棟方志功全集第12巻雑華の柵」に掲載有り。

略歴

1903年　青森県に生まれる。
1921年　ゴッホの「ひまわり」を見て画家になろうと決心する。
1928年　平塚運一に出会い、版画誌「版」の同人となる。第8回日本創作版画協会展、第6回春陽会展に入選。油絵「雑園」で帝展初入選。
1935年　国画会会友に推挙される。
1960年　日展評議委員となる。左眼を失明。日版会を設立。
1963年　紺綬褒章を受章。倉敷の大原美術館に棟方館完成。
1970年　文化勲章受章、文化功労者に顕彰される。毎日芸術大賞受賞。
1975年　死去。享年72歳。

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