東山魁夷「静映(大版)」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

日本画家

作品名:静映(大版)

作家名:東山魁夷

価格:売約済み

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 94.5 cm (横) 179.5cm
ED /
75
レゾネ /
日経新聞社#125
制作年 /
1985年
作品状態 /
良好
備考 /
印あり 別途送料実費お見積もり
作品について

東山魁夷の代表作の一つとして名高い作品。昭和58年に開館された長野県県民文化会館の中ホールの緞帳の原画を県から依頼された東山は、長野県の人々に親しみ深い風景の中でも清澄な山の湖がふさわしいのではないかと考え、初夏の湖の朝早い静かな情景(斑尾高原にある希望湖)を描きました。色彩は青を主調にし、白樺やブナなどの新鮮な緑と背後の杉の濃い緑を対照させ、そしてそれらの木立が、そのままの姿で水に映っている神秘的な構図です。
長野県信濃美術館の東山魁夷館には複製画が壁画として描かれています。また、この作品は日本経済新聞社出版『東山魁夷全版画集1956-2000』に掲載されている東山魁夷オリジナル版画作品で、中でも大版は全部で3種類しか制作をされていない貴重な作品です。

略歴

1908年 横浜市に生まれる。
1929年 第10回帝展に「三国の秋」を出品し初入選。
1931年 東京日本美術学校日本画科卒業。結城素明に師事し、魁夷と号する。
1934年 第1回独文化交換学生としてベルリン大学入学。
1939年 第1回日本画院展で「冬日」が日本画院賞第一席となる。
1969年 文化勲章受章。文化功労者として顕彰される。
1979年 「日本東山魁夷絵画展覧会」が開催され訪独。
1980年 「第二期唐招提寺障壁画展」が開催される。
1995年 米寿記念「唐招提寺障壁画と画業60年の歩み、東山魁夷展」開催
1999年 死去。勲一等瑞宝章受章。

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