菅井汲「黒のマッス」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

現代アート

菅井汲 黒のマッス
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作品名:黒のマッス

作家名:菅井汲

価格:売約済み

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 62.5 cm (横) 47.5cm
ED /
200
レゾネ /
104
制作年 /
1964年
作品状態 /
良好
備考 /
サインあり
販売価格は額代込
作品について

ギターのボディーのシルエットにも似た「マッス(塊)」のフォルム。1962年頃より菅井の作風は大きな転換期を迎え、面あるいはフォルムを更に意識した構成が現われるようになります。
1960年より愛用するようになったポルシェでの高速走行によって得られたヴィジョンとの関連性、あるいはドイツに立ち寄った際に触れた、この国の徹底した合理精神に対する共鳴が少なからぬ影響を及ぼしたものとされています。

略歴

1919年 兵庫県神戸市に生まれる。
1937年 阪急電鉄にて商業デザインの仕事につく。
1954年 クラヴェン画廊と契約。詩人、ジャン=クラランス・ランベールらと親交。
1955年 ピッツバーグ・カーネギー・インスティテュート国際美術展出品。
1961年 エコール・ド・パリ展出品。毎日日本国際美術展出品。
1968年 東京国立近代美術館の壁画制作。フランス絵画1900-1967展出品。
1966年 クラコウ国際版画展で大賞受賞。
1972年 ノルウェー国際版画展で名誉賞受賞。
1972年 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館「在外日本人作家展」出品。
1976年 菅井汲全国展開催。
1991年 東京、芦屋、倉敷にて新作展。
1996年 死去。享年77歳。

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