藤田嗣治「少女像」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

作品名:少女像

作家名:藤田嗣治

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技法 /
紙に水彩、インク
サイズ /
(縦) 16 cm (横) 12cm
備考 /
サインあり
Georges Grosjean コレクションより
コルネット・ド・サン・シール証明書
作品について

フランスのジャーナリスト、ジョルジュ・グロジャンコレクションより。
ジョルジュ・グロジャンは、戦前から藤田嗣治と友人関係にあり、藤田の戦後の渡仏に尽力し、その後の生活を支えた大きな存在でした。
この作品は、ジョルジュ・グロジャンが長年に渡り所有していた作品で、リラックスした柔らかな線描と淡く美しい色彩で、まるで二人の心からの信頼関係が伝わってくるようです。

略歴

1886年 東京に生まれる。
1905年 東京美術学校西洋画科に入学。
1913年 パリに渡り、モディリアーニ、スーチンらと交遊を結ぶ。
1919年 サロン・ドートンヌに出品し全作品入選、会員に推挙される。
1921年 サロン・ドートンヌの審査員に挙げられる。
1925年 レジオン・ド・ヌール五等勲章を贈られる。
1940年 パリから帰国。
1943年 朝日文化賞受賞。
1948年 近代日本美術総合展に出品。
1949年 渡米の後、パリに戻る。
1951年 「我が室内」「アコーデオンのある静物」など代表作をパリ国立近代美術館に寄贈。
1955年 フランス国籍を取得。日本芸術院会員を辞任。
1959年 君代夫人とともにカトリックの洗礼を受ける。洗礼名レオナール。
1966年 ランスのノートルダム・ド・ラ・ペ・フジタ礼拝堂を自ら建設。
1968年 死去。日本政府より勲一等瑞宝章を追贈される。

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