篠田桃紅 Echo | 絵画など美術品の販売と買取

現代アート

作品名：Echo

作家名：篠田桃紅

価格：1,150,000円

技法 /: リトグラフに手彩色

サイズ /: (縦) 47 cm (横) 62cm

ED /: 45

制作年 /: 1992年

作品状態 /: 良好

備考 /: サインあり

作品について

書から墨による自由な抽象造形へ、そしてよりシンプルに昇華された抽象として、墨の持つ特性を生かした独自のスタイルを確立していった篠田桃紅。洗練された線は間を構成し、面と線は寄り添い、墨は静かに鋭く、あるいは控えめに層をなしています。

略歴

1913年関東州大連生まれ
1936年東京で最初の個展
1947年抽象的な作品を制作し始める
1951年書道芸術院に所属（～1956年）
1954年日本現代書「展」（ニューヨーク近代美術館）、「サンパウロ市400年祭り」日本政府館のために壁書を制作、個展（銀座松坂屋）
1955年「ワシントン州国際見本市」日本モデルルームに壁書「炎・水」を制作、「ヘルシンボル生活文化展」日本館に壁書「詩」を制作（スウェーデン）
1956年渡米（1958年までニュヨクで制作）、各地で個展開催
1958年米国より帰国
1960年リトグラフ制作を始める
1964年国立代々木競技場のために壁画を制作
1965年個展（ニューヨーク）
1970年京王プラザホテルの貴賓室などに屏風とリトグラフを制作
1974年東京・増上寺大本堂ロビーのために壁画を制作
1976年個展（トルマン・コレクション、東京）
1977年ワシントン駐米日本大使公邸のために壁画を制作
1979年随筆集『墨いろ』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞
1980年個展（芝増上寺大本堂）
1990年回顧展（東京、シンガポール、香港、ハワイ）
1992年個展「篠田桃紅時のかたち」（岐阜県美術館）
1993年回顧展 : 版画集「篠田桃紅A New Appreciation」（メリ、ノマン・トルマン編）刊行記念（銀座三越）
1996年個展（シンガポール国立近代美術館）
2001年回顧展（草月会館）
2003年 90歳記念展「篠田桃紅朱よ」（原美術館）、関市立篠田桃紅美術空間（岐阜県関市）開館、篠田桃紅作品館（新潟市）開館
2005年個展「墨いろに心を託した作家のあゆみ」（トルマン・コレクション主催、新生銀行本店20階ホル、東京）/ 京都迎賓館の貴賓室に絵画を制作 / コンラッド東京のロビーに絵画を制作、「News Week」詩の「世界が尊敬する日本人100」に選出される
2007年皇室専用の新型車両内装壁画を制作
2009年個展開催（北京、ローマ）
2010年ザ・キャピタルホテル東急のロビーの作品を制作
2011年個展「リヒテンシュタイン・グロバル・トラスト（LGTリヒテンシュタイン銀行）香港開業25周年記念展」（香港）
2012年個展「Guided by the Brush」（トルマン・コレクション、ニュヨク）
2013年回顧展「篠田桃紅百の譜 1950 – 1960’s」（岐阜県美術館、岐阜現代美術館、桃紅美術空間、光芳堂画廊、岐阜）
2013年篠田桃紅生誕100年を記念するトルマン・コレクション主催・監修の展覧会を開催（菊池寛実記念智美術館）
2013年個展「ポトランド日本庭園開園50周年記念特別展」（米国、オレゴン州）
2013年個展「Trailblazer」（ロックフェラ財団協賛、日本協会、ニュヨク）
2013年「百の記念篠田桃紅の墨象」（菊池寛実記念智美術館、東京）
2013年個展日本研究センタの50周年記念展（スタンフォド大学）
2013年個展メルボルン、シドニを巡回
2013年個展（Club21、シンガポル）
2013年個展トルマン・コレクション、ロンドン開設記念
2013年エッセイ集「桃紅百歳」刊行（世界文化社）
2015年篠田桃紅百三景展（コンラッド東京）
2021年逝去。　個展（横浜・そごう美術館ほか）