山下清「グラバー邸」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

作品名:グラバー邸

作家名:山下清

価格:売約済み

技法 /
絵付陶器
サイズ /
(縦) 24.8 cm (横) 24.8cm (高さ) 3.7cm
制作年 /
1956年
作品状態 /
良好
備考 /
松風栄一との共同制作。
高台内に描き銘「昭和三十一年九月・山下清・栄」、山下清鑑定会鑑定書あり
作品について

グラバー邸は、貿易商トーマス・ブレーク・グラバーが住んでいた日本最古の木造洋風建築。長崎の観光名所として有名な風景を山下清独特の世界観で温かく表現しています。陶芸家の松風栄一と共同制作された珍しい作品です。

略歴

1922年 東京浅草に生まれる。
1934年 千葉県の養護施設「八幡学園」に入園。貼絵の手ほどきを受け、その特異な才能が発見される。
1939年 突然八幡学園から失踪。15年にわたる放浪生活を始める。その旅で印象づけられた風景を貼絵にし、画家や文学者から絶賛される数々の傑作を制作。
1954年 鹿児島にて放浪生活を終える。以後数年間、全国各地で作品展を開催。観客動員数800万人という大記録を達成。
1961年 ヨーロッパ一周スケッチ旅行にでかけ、40余日間で数十ヶ国を廻る。帰国後、50点以上の素描や水彩画をまとめ、全国巡回展を開催。大反響を呼ぶ。
1971年 死去。享年49歳。


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