シャガール「黄昏の男女」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

海外の作家

作品名:黄昏の男女

作家名:シャガール

価格:7,060,000円

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 94 cm (横) 59cm
ED /
50
レゾネ /
972
制作年 /
1980年
作品状態 /
良好
備考 /
サインあり
作品について

「黄昏の男女」は1980年に制作された、14枚のリトグラフの大作の1点
画家が思う存分制作できるよう出版者のエメ・マーグが制作を依頼した作品。
シャガールはエメ・マーグを喜ばせたくなって、仕事に取りかかり、彼はすぐに興にのって、やがて14枚の版画を制作して、出版者の依頼を上回る仕事をした。
楽しそうに黄昏時を過ごす男女の姿がシャガールらしい幻想世界の中で描かれ、淡い色彩に包み込まれるような優しい作品。

略歴

1887年 マルク・シャガールはロシアのヴィテブスクに生まれる。
1907年 サンクトぺテルスブルグの美術学校に学ぶ。
1910年 パリに留学し、フォービズム、キュビズムにふれる。
1911年 集合アトリエ「ラ・リュッシュ」に移り住み、モディリアーニやスーチンらと交流。
1915年 結婚。故郷へ戻って美術人民委員に選ばれる。
1922年 ベルリンに亡命し版画技法を学ぶ。処女作「わが生涯」銅板画集を刊行。
1923年 画商のアンブロワーズ・ヴォラールに招かれパリに移る。
1925年 銅版画集「死せる魂」を完成させる。
1954年 カラー石版画「ダフニスとクロエ」の仕事を開始。
1963年 東京の国立西洋美術館と京都市美術館で回顧展が開かれる。
1964年 パリのオペラ座の天井画を完成させる。
1973年 シャガールのための国立美術館「聖書のメッセージ美術館」が開館。
1977年 フランス政府からレジョン・ドヌール最高勲章受章。
1985年 サン・ポール・ド・ヴァンスにて死去。享年97歳。


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